開山堂の雲蝶彫物 附 雲蝶筆欄間二面襖絵十六面

  • 開山堂の雲蝶彫物 附 雲蝶筆欄間二面襖絵十六面

石川雲蝶作「道元禅師猛虎調伏の図」は極彩色の天井彫刻です。修行中の道元禅師が虎に襲われそうになった時、竜神によって守られたという物語を題材にしたもので、岩場で座禅する道元禅師の眼下で、龍と虎が睨みあう様子が表現されています。彫刻以外にも、襖絵「孔雀遊戯の図」や書院障子「三保の松原」など数多くの作品が残り、その芸術性の高さは国内外から高く評価されています。

「雪深く、貧しい農村の人々の心のよりどころとなるお堂にして欲しい」。そんな住職の要望を受けた雲蝶は、本堂から開山堂に至るまで、全ての装飾を手掛けたといわれています。

 

 

詳細情報

住所 新潟県魚沼市大浦174番地
指定年月日 昭和48年3月29日
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