やさしい水の郷・魚沼市の水路を辿る
2泊3日プライベートガイドツアー

日本一有名な魚沼産コシヒカリの産地「魚沼市」は、日本有数の豪雪地であり、魚沼産コシヒカリの美味しい理由の一つが「雪解け水」にあります。

越後三山（八海山・中ノ岳・越後駒ケ岳）の雪解け水は「超軟水」で、魚沼のブランド食材を育み、糀甘酒などの加工品にも欠かせない自然の恵みです。その水の恩恵や雪国の知恵について、扇状地のフィールドワークや工場見学、郷土料理体験等を通じ、学ぶことができます。

また、魚沼市には日本一の発電量を誇る水力発電所とその水瓶である日本最大級の人工湖「奥只見湖」があります。これも水の恩恵の一つ。奥只見湖の水源である尾瀬沼までネイチャーガイドと共に遊覧船とバスを乗り継ぎ、「尾瀬国立公園」をトレッキングしていただくことで、自然と水の織り成す壮大なスケールを体感していただきます。さらに天候条件が揃えば、一生に一度は見たい「枝折峠の滝雲」をご鑑賞いただけるオプションもご用意しております。

唯一無二の「水」の学び旅をご満喫ください。

9:30	浦佐駅のMYU（案内所）にて待ち合わせ （ガイドとの合流、ツアー行程の説明）
10:00～12:00	魚沼醸造　見学
12:15～14:00	郷土料理体験（かけはし）
14:15～15:15	水無川、扇状地のフィールドワーク
15:15～16:15	季節の収穫体験／特産品・お土産の紹介
17:00	銀山平温泉宿にチェックイン

一日目宿泊先は以下を予定しています。
●銀山平温泉 奥只見山荘（ぎんざんだいらおんせん おくただみさんそう）
・アメニティ：テレビ、金庫、お茶セット、浴衣、タオル、バスタオル、歯ブラシセット
●銀山平温泉 湖山荘（ぎんざんだいらおんせん こざんそう）
・アメニティ：テレビ、金庫、お茶セット、浴衣、タオル、バスタオル、歯ブラシセット
●銀山平温泉 10 stories hotel Oze 尾瀬十帖（ぎんざんだいらおんせん おぜじゅうじょう）
・アメニティ：金庫、お茶セット、ルームウェア、タオル、バスタオル、歯ブラシセット

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4:30～6:30	滝雲（枝折峠）※6月下旬～
7:30～8:30	朝食
8:30	宿を出発
8:50	奥只見ダム到着
9:25～10:05	奥只見遊覧船
10:10～11:15	乗合バスでブナ林を通り沼山峠登山口へ
11:30～12:30	昼食（おにぎり）
12:30～14:00	沼山峠登山口～大江湿原～尾瀬沼へ
14:00～15:00	尾瀬ビジターセンター
15:00	長蔵小屋（ちょうぞうごや）にチェックイン
17:30～18:30	夕食

※入浴時間は16:00～18:30まで

二日目宿泊先は以下を予定しています。
●長蔵小屋（ちょうぞうごや）

• アメニティ：浴室にせっけん・ボディーソープあり。山小屋のためその他バスタオルやフェイスタオルなどの用意もございませんので各自ご持参ください。
• 寝具：毛布、掛布団、敷布団のご用意がございますが、リネンシーツはございません。気になる方は薄手毛布をシーツ代わりに使用するかトラベルシーツやインナーシュラフをお持ちください。寝る時の服装は濡れた時の着替えを兼ねてトレーニングウェアが便利です。

※また、自然環境保護のためシャンプーがご利用いただけません。
お化粧や強い日焼け止めなどを使用されている方は、シートタイプのメイク落とし等をご持参いただき、事前に軽く落としてからご入浴いただきますようお願いいたします。

6:00～7:00	朝食
7:15	宿を出発
9:00～10:05	乗合バスで沼山峠～尾瀬口船着場へ
10:15～10:55	奥只見遊覧船
11:15～12:30	昼食（奥只見レイクハウス）
13:00～15:00	奥只見ダム・奥只見電力館　見学
15:30	奥只見ダム出発
16:20～16:40	深雪の里（ショッピング）
17:00	浦佐駅到着＆解散

旅行代金 ※お一人様の代金

旅行日によって旅行代金が異なります。詳しくは、「うおぬま水の回廊　料金設定表（英語版・繁体字版・日本語版）」または、下の日程カレンダーをご覧ください。

▼滝雲オプション料金、1日目の宿泊先を尾瀬十帖へ変更する場合の料金は以下の通りです（お一人様あたりの料金です）

旅の始まりは、扇状地の扇端に位置する「魚沼醸造」の見学から。
「魚沼醸造」が越後三山の豊かな雪解け水を求めてこの地に工場を建てたこと、そして美しい水と米を使った甘酒づくりについて学びます。

「魚沼醸造」には、世界最大級の蒸米機や、世界屈指の生産量を実現する円盤型製麹（せいきく）装置などが整備されています。また、雪室の見学も可能です。

雪室とは、本来、雪を利用して食品を保存する雪国特有の貯蔵施設を指しますが、魚沼醸造の雪室は食品の保存ではなく、館内空調のために設置されています。

工場見学後は、工場直送のここでしか味わえない、濃厚で奥深い味わいの「糀甘酒」とクリームチーズのような味わいにも似た、くせになる糀甘酒ソフトクリームの試食をご用意しております。

そして、最後に糀甘酒石鹸作りを体験していただきます。お気に入りのハーブを混ぜて、あなただけのオリジナル石鹸を作り、お持ち帰りいただけます。

昼食は、魚沼のやさしい水で育まれた地元食材を使った郷土料理を地元のお母さん方と一緒に作ります。

メイン料理は「ぜんまいの煮物」。切らずにそのまま煮た「ぜんまいの一本煮」は、縁起を担ぐという意味でお正月には欠かせない郷土料理です。この地域では、身欠きニシンと炊き合わせます。

ぜんまいは春先に収穫し、2～3日数十回手揉みを繰り返し、乾燥させます。手間のかかる作業ですが、手揉みを行うことで繊維が切れて柔らかくなります。
こうして完成した干しぜんまいは、雪深いこの地において冬の保存食として重宝されていました。

また、おいしくご飯を炊く秘訣や、簡単に作れる塩糀のお漬物など、日本料理について交流を愉しみながら学ぶことができます。

午後は越後三山の扇状地のフィールドワーク。扇端に位置する「水の郷工業団地」より、水無川を上流へ水路を辿ります。道中、ネイチャーガイドより越後三山の伏流水が育む魚沼のブランド農産品の紹介や、湧き水のポイントなどをご案内しながら扇頂へ向かいます。

水無川はその名前の通り、水が流れていない事もある川です。しかし扇頂付近では、大地に吸収される前の、雪解け水からなる清流をご覧いただけます。

また、天気が良ければ、越後三山の雄大な景色を望むことができます。

越後三山の扇状地では、八色原を中心に、春は促成山菜、夏は八色スイカやブルーベリー、秋はお米、冬は八色菜（冬菜）といった多くのブランド農産品が育まれております。
時期が合えば、収穫体験もご用意いたします。

雲がまるで滝のように流れ落ちる現象、滝雲（たきぐも）。
魚沼市の秘境「奥只見・銀山平」で発生した霧が、山の谷間を覆い尽くし、やがて雲の滝を作る自然現象です。

滝雲の鑑賞ポイントである「枝折峠（しおりとうげ）」は、宿泊先の「銀山平」より車で約15分の距離にあります。鑑賞ポイントまで車で行くことができ、道路脇から手軽に見られる事から、全国より多くのお客様がお越し下さっています。

滝雲が見られる時期は6月中下旬～11月上旬で、それ以外のシーズンは、付近の道路が冬期閉鎖となるため行くことができません。さらに時間帯は早朝、日の出前後。日の出後、1～2時間ほどで雲は消えることが多いです。

天候条件が揃わないと見ることができませんので、時の運も必要になります。

滝雲鑑賞は早朝ですので、夏場でも薄手の上着をご用意ください。また、9月以降になるとかなり冷え込みますので暖かい服装が必須となります。

滝雲の詳細ページはこちら

一生に一度は見たい、大自然と水が織りなす幻想的な光景「滝雲」を、この機会にぜひご堪能ください。

2日目・3日目は、日本一の水力発電量を誇る「奥只見ダム」とその水瓶である日本最大級の人工湖「奥只見湖」を遊覧船で渡り、水源「尾瀬沼」まで尾瀬国立公園をトレッキングします。

実際トレッキングする時間は片道約90分で、地元の小学生でも行ける、初心者でも安心なコースとなっております。

遊覧船では、湖に沈んだ町のおはなしや、発電された電力が首都圏に送電されていること等が音声ガイドされている他、同行するネイチャーガイドからは、「人工湖」が生態系を取り戻すまでの物語を教えていただきます。また、乗合バスにて登山口に向かうまでの車中ではブナ林の原生林が望めます。

尾瀬国立公園の登山口の一つである「沼山峠」は標高1,700ｍに位置します。ネイチャーガイドが樹木や高山植物を丁寧に説明しながら、尾瀬沼まで湿地を散策します。半年以上を3～5メートルもの積雪に閉ざされる尾瀬の自然の中で、植物の多くは5月中旬から10月中旬ごろまでの約5ヶ月間に凝縮された短い春・夏・秋の間に、芽を吹き、花を咲かせ、実をつけます。尾瀬を象徴する花の「水芭蕉」は6月上旬、かわいらしい「ワタスゲ」は6月下旬、湿原を黄色に染める「ニッコウキスゲ」は7月中旬と、季節によって尾瀬は様々な彩りをお愉しみいただけます。

また、尾瀬国立公園は「自然保護運動」の発祥の地といわれております。「ごみ持ち帰り運動」から始まり、現在では、自然景観の保全や動植物の保護、湿原の植生復元、排水対策、入山マナーの啓発、脱炭素化に取り組んでいます。

この日は尾瀬沼の畔に立つ、山小屋「長蔵小屋」に宿泊します。尾瀬沼に映る燧ケ岳（ひうちがたけ）：通称「逆さ燧（さかさひうち）」は必見です。天気がよければ満天の星もご鑑賞いただけます。

尾瀬下山後、奥只見湖畔のオアシス「奥只見レイクハウス」で昼食をいただきます。
看板メニューは「流れるダムカレー」。
美しくそびえるご飯（魚沼産コシヒカリ）の堤体がカレーのルーをせき止めていますが、ご飯の堤体に刺さったソーセージバルブを抜くと、ルーが放流されるという遊び心のある逸品です。

食後に「山ぶどうソフトクリーム」や「奥只見シェイク」といったスイーツや、オリジナルブレンドコーヒーもおススメです。

お会計は現金の他に、下記の決済が可能です。

そしてツアーの最後に「奥只見ダム」と「奥只見電力館」を見学します。

貯水量6億m³を誇る、巨大な「奥只見ダム」は、完成まで9年を費やし1960年に完成しました。台湾の「烏山頭ダム」同様、かつては東洋一とも謳われたほどです。ダム湖や展望台からは、非日常のダイナミックな景観が望めます。地下発電所は大型工事中のため、2027年までは見学者の受入れはしておりませんが、このツアー参加者に限り、可能なエリアまで特別見学を実施します。

「奥只見電力館」では、環境にやさしい水力発電の仕組みやダムの歴史を学ぶことができます。2023年秋に最新のデジタル技術を駆使した電力館としてリニューアルオープンしました。「大型LEDパネル」を6枚使用し、奥只見の四季やダム・発電所建設の歴史をダイナミックに紹介しており、触って学べる展示もご用意しております。

旅の締めくくりはお土産探し。

「道の駅ゆのたに」の物産館「深雪の里」には、魚沼の特産品や民芸品などの土産品が数多く販売されています。

店外のテントコーナーには「いなかや」さんが出店しており、
春は採れたての新鮮な山ウド、ワラビ、コゴミなど、魚沼の山菜が並びます。
夏はナス等の夏野菜、秋は天然物のキノコ。週末は店頭でイワナやアユの炭火焼きもございます。

超軟水のやさしい水で仕込まれた地酒は、代表的な人気のお土産です。首都圏では入手困難な銘酒もございます。

注意事項

• 予約受け入れ可否の回答につきましては、予約枠調整等により数日かかる場合がございます。予めご了承ください。
• スケジュールは、天候状況等によって予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
• トレッキングの体験があるため動きやすい恰好、履きなれた運動靴、上下のレインウェア、帽子、撥水加工バッグ(両手が空くもの)、軍手(冷えを防げるもの)などをご用意ください。
• 尾瀬国立公園内のお手洗い利用にチップが必要な場合がありますので現金をご用意ください。
• 悪天候で遊覧船が欠航した場合や道路の通行止めがあった際は、中止を余儀なくされることがございます。予めご了承ください。
• 天災地変、戦乱、暴動、運送・宿泊機関等の旅行サービス提供の中止、官公署の命令、当初の運行計画によらない運送サービスの提供その他の当社の関与し得ない事由が生じた場合において、旅行の安全かつ円滑な実施を図るためやむを得ないときは、旅行者にあらかじめ速やかに当該事由が関与し得ないものである理由及び当該事由との因果関係を説明して、旅行日程、旅行サービスの内容その他の募集型企画旅行契約の内容を変更することがあります。ただし、緊急の場合において、やむを得ないときは、変更後に説明します。
• 11歳以下のお子様はご参加いただけません。予めご了承ください。
• 12歳以上18歳未満のお子様は保護者の同伴が必要です。予めご了承ください。

中止の場合

• 天候不良や天災、その他諸般の事情により、安全確保のため開催を中止する場合がございます。その際は主催事業者より緊急連絡先へご連絡いたします。必ず当日にメール・着信をご確認ください。（ご連絡の目安：1日前、14時以降）
• 当日、天候・天災等の理由で中止となった場合は、事業者より緊急連絡先へご連絡致します。必ず当日メール、着信をご確認下さい。

※悪天候や天災による中止の場合でも、キャンセルポリシー規定により宿代の返金は出来かねる場合がございます。恐れ入りますが、ご了承の上ご予約をいただきますようお願いいたします。

言語対応

• 前日までのお問い合わせは簡単な英語・中国語にて対応可
• ツアー当日は日本語と、添乗員兼通訳による英語・中国語対応が可能となります。

浦佐駅の駐車場の有無

• 有料駐車場：浦佐駅高架下／浦佐駅前駐車場
• 無料駐車場：市営駐車場

実施

一般社団法人魚沼市観光協会（新潟県知登録旅行業第3-365号　全国旅行業協会会員）
新潟県魚沼市吉田1144