【レポート】月岡御岳遊歩道~秋の紅葉散策~

本日11月13日に尾瀬ネイチャーガイド養成講座の「里山ガイド研修」で魚沼市堀之内地区にある「月岡御岳遊歩道」へ行ってきました。紅葉はピークを過ぎ落葉が進んではいましたが、晩秋ならではの楽しみ方、見どころを現地の写真と一緒にご紹介します。

 

晩秋の「月岡御岳遊歩道」を楽しむポイント

  • “フカフカ”の落葉したブナの葉の上を歩く(自然が作ったフカフカの絨毯!)
  • “甘~い”落葉した葉の香りを楽しみながら散策(何の葉なのかはレポート内容をチェック!)
  • 足元に注目!どんぐりやブナの実がコロコロ!(足元を見ると発見があるかも♪)

 

晩秋の「月岡御岳遊歩道」

登山道を出発すると、すぐにストックがおいてあり、ご自由にご利用いただけます。(借りたら元の場所へ!)

杉林を抜けるとブナ林が目の前に!落葉が進んでいますが、色濃くなったブナの葉の隙間から優しく降り注ぐ木漏れ日。駐車場から歩いて5分くらいでこの美しいブナ林が見れるんですよ♪

ブナ林を進んでいくとここから少し急登・階段があります。ここのブナは昔、薪を作るために植えられたそうです。遊歩道の途中には炭焼釜の名残があったりします。

また少し先へ進むと、城跡ルートとの合流地点に到着。ここには「出会いの鐘」があり、ここまでくるといっきに眺望が開けます。

「出会いの鐘」から先は尾根歩き。周囲の景色を見ながら気持ちよく進みます。
※ところどころ道幅が細い部分あり、土の部分は滑ることもあるので足元にはご注意を!

御岳山山頂に到着!今回は、もう少し先まで進むのでお参りをして先に進みます。

道中甘~い香りが!これは、「鷹の爪」という植物で、葉が黄葉した後に落葉すると何とも言えない甘い香りがします。歩いているとほんのり甘い良い香が薫ってきます。

目的の「大平」にある東屋まであと少し。道中にはカモシカとみられる足跡や季節外れに咲いた「イワウチワ」や「ツツジ」が!

しばらく進むと「大平」に到着!ここでひと休憩。ここまでくると越後三山(左から越後駒ケ岳、中ノ岳、八海山)が一望できます。

月岡御岳遊歩道はまだこの先もありますが、今回は研修のためここまで!帰路へ戻ります。
同じ道でもまた見る方向が変わると、行に気付かなかった新たな発見があったり、景色が楽しめますよ♪

 

今回は晩秋の「月岡御岳遊歩道」の現地の様子をご紹介しました。
ブナの紅葉などはもってあと1週間ほど。晩秋はもちろんですが、冬を越え春にはブナ林のみずみずしい新緑がとても綺麗でオススメです♪

 

今回のレポートスポット▶ 月岡御岳遊歩道